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はじめの一歩 New Challenger ROUND10「噛ませ犬」~感想

↓1巻はちゃんと宮田が主役のイラスト……でした↓
はじめの一歩 New Challenger VOL.1 [DVD]はじめの一歩 New Challenger VOL.1 [DVD]
(2009/04/22)
喜安浩平小山力也

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私自身、絵とかまったく描けない人なので、普段アニメを見る時でもそのへんのクオリティについてはほとんど気にしない(多少拙く見えた時でもそこは積極的に)のですが、やっぱり作画がいいアニメは見ていて気分が良いな!!

(そのテンションで『空を見上げる少女の瞳に移る世界』もとても楽しく見ています)

今回は『New Challenger』開始以来でも一番の、ハッ! とさせられる作画レベルだった……ような気がします。(弱気) 

なぜボクシング描写の無い今回に注力を? と思わないこともないですが、戦いに向けて両選手が決意を固めていく内容であった今回、その心情の移り変わりと、さらにその奥にある感情のうねりを、引き締まった表情作画がしっかりと伝えてくれていたように感じました。

とくに、控え室でハンマー・ナオが感情を爆発させるシーンはお見事。(笑)

ここは原作でも、ナオの本心が明かされて「ああ、やっぱりゲロ道はゲロ道だったんだ」と感動、安心すると同時に、「やっぱり、顔は怖くなったよね……」というギャップによる一種の笑いどころでもあった(と私は信じている)場面なので……。

ナオのド迫力とともに、そのある意味で「気の抜けた」雰囲気が再現されていて、嬉しかったです。(さすがに声の演技はシリアスでしたけど)

迎え撃つ一歩も、いつもはあまり見られない険しい(厳しい、かな?)表情が印象的でした。
そんな戦う顔、ボクサーとしての顔を垣間見ることで、否応なく今作における初試合へと視聴者のテンションも高まるというものです。


そんなわけで、一歩のためらい、ゲロ道の豹変と一時はどうなることかと思われた二度目の防衛戦ですが、互いに迷いと恐怖を振り切り、あるいは飲み込んで、いざ真っ向勝負という形に落ち着きました。

そう……落ち着いてるんですよね、すでに。

というか、自分ではなく相手の心中を慮り、その思いを受け止め、応えようとする一歩はこの時点ですでにしっかりチャンピオンしてるというか……。
(そこまで噛ませ犬を自覚しちゃダメだろゲロ道……というか)

あの一歩とゲロ道にあんまりギスギスした戦いを繰り広げてほしくはない、というのはファンとしての本音でもあり、そういった意味では安堵はしましたが、「因縁」や「確執」といったネガティブな要素が実際に試合を行う前にほぼ取り除かれてしまう、というのは意外な展開ではありました。

とりあえず、相変わらず八戸の人たちは優しすぎる!!←

普通、こういった「親しい者同士の衝突」という事態は、戦いの中で拳で語り合ったり、戦い終わって敗者が悔恨や懺悔の独白をしたり……総じて「戦いを通じて」氷解するものだと思うんですけれども、この試合に限ってはそういったプロセスはゴングを聞く前に半ばクリアされているんですよね。

それが原作者・森川ジョージ先生の優しさなのかな……などとも思ったのですが……。

それよりも何よりも、「一歩もゲロ道も、すでに強く成長しているんだ」ということが大事だったのでしょうね。

二人が戦う舞台は、プロの、それもチャンピオンベルトを賭けたリング。
そこに立つことは生半な思いや覚悟で成し遂げられるものではない。
一歩は元より、ゲロ道……ハンマー・ナオも、一緒にジムにいたあの頃と同じではない。
ボクサーとして積み重ねてきた戦いの経験があり、その末に手に入れた「強さ」がある。

だからこそ、一歩もナオもこの戦いの意義を見出すことが出来ている、と……。
そういうことだったのではないかと思います。

「戦うことでしか分かり合えない」のではなく、分かり合っている上で、戦うことによって答えを得る。
おそらくは「先輩・後輩である二人」として以上に、それぞれが「一人のボクサー」として……。

相手のことを見据えながらも、戦うのは、越えるべきなのは自分自身。
これはそういった試合なのだと、改めて再認識した次第です。

次回はサブタイトルもズバリ「一歩VSハンマー・ナオ」。

一歩一流の鬼の一撃、王者の拳。その真価やいかに?


……と、メインストーリーだけについて真面目に語って終わるわけにもいかないのだぜ。

せっかく戦ったんだから前座試合で泥仕合を演じつつも見事に勝利をもぎとった噛ませ犬ハンターについても触れてやるのが礼儀でしょうか。

っていうか、後輩でかつ二階級も下の一歩にボコられるわ、試合内容はほとんど見られない上にあんなだわ、これを見て青木に好感を持つ視聴者はいたのだろうか……。

今でこそ、いかなる作品にもネタキャラ枠というものが用意され、そこにハマるキャラほど愛される土台が築き上げられているわけですが、ここまでみっともないとさすがにちょっと……なのでは……。

しかしなあ……。
その泥臭さすらとうに追い抜いたみっともなさこそが青木の魅力なんだから仕方がない……。

ちなみにわたくしm.m.は、原作コミック何巻だかの巻末についていた『鴨川ジムでいうと自分は誰タイプかな? かな? 診断(タイトル激しく捏造)』において、最後の選択肢を「ときどき俺ってスゲーと思う」と選ぶか否かによって青木か板垣に分かれるという、煩悶するとともに自分的に納得せざるを得ない結果に行き着いたことがあります。

あの時……あの時もう少しだけ自分に自信を持てていたら……!!

……なんて考えること自体が、もう青木的なのかな。うん。


【次回感想へ続く】


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