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すごいものを見た。

仮面ライダーGハンパねえ。(木村拓哉談)


先日放送されました、テレビ朝日開局50周年スペシャル番組『SMAPがんばりますっ!!」』

SMAPのメンバーそれぞれが、テレ朝の新旧名物番組とコラボッたチャレンジ企画を行う、という内容だったのですが、その中で稲垣吾郎くん(あえて「くん」とか「ちゃん」とか書くよ。だってアイドルだもん)が、挑戦したのが我らが仮面ライダーとのコラボレーション。

ぶっちゃけ、吾郎ちゃんが主演の仮面ライダーを一本マジで作っちまおうというチャレンジしてるのはむしろテレ朝と東映だという企画。

そのタイトルこそが、『仮面ライダーG』


そうなんです……。
予告していた『キバ』でも、新番組の『ディケイド』でもなく、この『G』の感想が上がっちゃうんです。

いやでも、でもですね?

この作品、本気……ってか本物過ぎ

平成ライダー好きなら見とけ!!

私も録画しておかなかったのを後悔したくらいです……。

(ちなみにこの記事、テンション上昇につきところどころ出演者・スタッフ各位のお名前が敬称略となっております。今回ばかりはご容赦。(笑))


まずは事前の告知どおり、スタッフが本物です。
脚本・米村正二さん、監督・テレビ朝日の田村直己さんと、幾度も平成ライダーの本編を担当してきたお二人をはじめ、実際に平成ライダーを手がける現役バリバリの製作陣を惜しげもなく投入!

本編は永井一郎さんのナレーションでスタート、世界観・前提情報の解説とともにメイン出演者・スタッフの名前がクレジットされる、完全にいつもの平成ライダー第1話の仕様。

というか、内容的にもまったくリアルな平成ライダーの第1話でした。

夜の22時も過ぎた時間帯の放送ということで、普通にヒーローも敵も改造人間って設定だわ、罪もない一般人がガンガン銃撃されるわ、主人公・吾郎の元の職業はソムリエだわ(バイクに乗る主人公が飲酒前提って)、朝の子供向けでは今やとても実現できないような要素も多々あったりしましたが……。

しかし、ソムリエライダーはアリだ。(爆)

もちろん、この設定は現実にワインに造詣の深い稲垣さんの個性(趣味って言っちゃってもいいか……?)を反映したものなわけですが、これが活きている。(笑)
それだけでそんなに引っ張っちゃうのー!? っていうくらい活かされまくっています。

企画時点でそこをメインに据えていたのか、脚本レベルのキャラ構築なのか、役者さんの演技力なのか、誰の力なのか分かりませんが、自らの戦いをワインに喩える華麗な主人公のキャラクターは、普通に歴代ライダーキャラたちと比べても遜色のないレベル。

BGM(後述)のせいもあって、完璧に天の道を往く勢いでした。
それを考えると米村さんの特長が出ていたのかなあという気もしますね。

逐一解説していくとキリがないので詳しいストーリー展開については割愛しますが、そんな稲垣吾郎演じる吾郎の活躍をたっぷり見せた後、いよいよ戦いは本格化。

敵怪人(演じるは上地雄輔さん)がこれまた本気の平成怪人エフェクトでその正体を現したところで、吾郎もついに……。

「変身!」

ハイ、このかけ声とともにCM突入!

これこれ!! このタイミング!!

まさに正しい平成ライダー。(笑)

変身後の仮面ライダーGも完全新規のオリジナルデザインと来ていて、まあそれ自体がカッコいいか悪いかはさておいて(このあたりも実に平成ライダー)、仮面ライダーの名に恥じぬ決めっぷり、大活躍を見せてくれました。

ここで使うだけで玩具が出たりはしないのに、ガジェットアイテムの数々が非常に秀逸なんだ!!

ぶっちゃけ変身アイテムはボトルワイン。
かといって飲むわけじゃありません。
お約束どおりどこからともなく取り出したそれを、ベルト本体にセットすることで変身シークエンスが始まるわけですが……。
このベルトがワインオープナーの形をしており、変身ポーズをとってボトルをセットすると、ベルトのオープナーが展開、栓が抜かれたワインが『555』のフォトンストリームよろしく吾郎の体の周りを流れていき、胸で「G」の形をとって変身完了となるのです。か、カッコイイ!(笑)

さらには前座怪人たちとの乱戦においては専用武器まで登場し、こちらも「G」をかたどったオープナー(手で捻るいわゆるコルク抜き)の形状。
基本的には剣なんですが、下部が例の螺旋状になっていて見た目すごい武器っぽい。子供心をくすぐってくれます(たぶん)。

これを使って4体もの怪人を薙ぎ倒す様はまさにヒーロそのもの! テレ朝の社屋なども豪快に破壊しつつ、大立ち回りを演じてくれました。

いやもう、ホントに……こんなの考えて作ってる暇がどこにあった!? と聞きたくなるくらいのこだわりよう。
本家ライダーにおけるブレーンストーミングの連続、魂を削ってアイデアを搾り出す、自らの脳ミソを搾り尽くしてエンターテインメントに徹する作業で鍛えられていると、こんな時にもパワーを発揮してしまうものなのか……! なんという企画力の無駄遣い!

タイアップ先と客層がバンダイとその玩具を買う子供たちから、稲垣吾郎という個人にまで限定されたことで、むしろある種解き放たれたかのようなアイデアのほとばしりを感じましたね。

しかしこの作品、サービスするのは稲垣さん一人だけにはとどまらない!

わざわざ見てくれた平成ライダーファンの期待だって裏切らない!!
いや、こんな素晴らしい俺ライダーを見れた時点で充分に満足といえば満足ですけれども……。

吾郎やGの活躍に燃えられたのには、BGMの力も大きかったです。
実際に平成ライダーの劇中で使用された名曲の数々を惜しげもなく投入!!
しかも『カブト』と『劇場版555』の曲が頻出!
むしろその二作からだけだったかな? それでも作品の垣根を越えて、記憶に残るBGMを一本の作品で使用するなんて贅沢すぎる……!

先述した生身アクション時には『カブト』最大の決めBGM「ライダーキック」、変身シーンでは同じく「キャストオフ」~『劇場版555』よりファイズ復活シーン、そしてラストバトルでは『パラダイスロスト』のクライマックス、ブラスターフォームの決戦シーンのBGMがかかるという豪華仕様。

これが燃えずにいられようか!!

欲を言えば、平成ライダーの柱の要素の一つである「エンディング挿入歌」まで流してちゃってほしかったかなー。
まさかGが限界バトルやってる場面でSMAPの歌を流すわけにもいかなかったでしょうけど……。

こうしたファンに嬉しいサプライズはBGMだけにあらず。
こちらはもはや恒例の行事でありながら、企画が企画だけにまったく予想しておらず完全に不意打ちとなった……

唐橋充!!
村上幸平!!
松田賢二!!


実際に平成ライダーで主役を凌ぐ存在感を見せ続けてきた名バイプレーヤーたちを惜しげもなく投入!!
友情出演の一言では語れないこの豪華さ!! っていうか濃さ!!

見せ場らしい見せ場があったのは敵部隊の一員役で変身前の吾郎にボコられる役どころの松田さんくらいだったですが……いやぁビビりました。
あれ、聞き覚えのある声がする……と思ったらズカズカやってくるんだもんザンキ次狼さんが。
相変わらず笑いどころスレスレな大袈裟演技で、窓ガラスで自ら顔を潰しつつ倒れてました……。

『ディケイド』1話における怒涛のスケールのファンサービスも凄かったですが、この『G』でのミニマムスケールなマニアックファン向けネタの充実ぶりも相当なもんでしたよ。

……さてさて。

ここで、最後までとっておいた感想……。


ディケイド出たーーーーーーーーーーーーっっ!!!


と思ったら平成十大ライダー全員出たーーーーーーーッッ!!


もちろん、そこは空気読んでバトルに参加したりはしなかったんですが、ディケイドがGに投げかけた一言がまた熱い。


「この世界を守れるのは、お前しかいない」

繋がったねえー。

ガチに公式にライダー入りだよコレ……。
まさか仮面ライダーでこんなウルトラマンゼアスみたいな現象が拝めるとは思わなかった……。

何も知らずに聞いてれば「ああ、先輩ライダーからの力強い励ましだねえ」という程度のセリフではありますが、別々のライダー世界を渡り歩くという設定のディケイドがこれを言うというのは……。
一つの世界を背負って立つ本物のライダー、独立した一作の仮面ライダーとして認められたってことですよ。
それまでの本気ぶりを見ているだけに、この着地には感激してしまいました。

これはディケイドの感想でも触れるつもりでいることなんですが、十作目『ディケイド』を迎えたことで、ついに「平成ライダー」は単なる差別化のための通称ではなく、新たなるブランドとして独り立ちを遂げた、と言っていいと感じています。

スーパーヒーロータイムとしてキッズ層を魅了し、進化し続けるテレビシリーズ。
そしてもう一つ、原点回帰をも試みた大人向けの劇場版『FIRST』と『NEXT』。

今回の『仮面ライダーG』は、そんな二つの「平成ライダー」の潮流、そのいいとこどりをしたような作風であったようにも思えます。

漠然とした「仮面ライダー」というイメージから一歩踏み出して、「平成ライダー」として築き上げてきた自らの土俵で堂々とそのクオリティを見せつけてみせた、そんな感じ。
数々のチャレンジの果て、「平成ライダー」が一つの究極を見たそんな年、それが偶然テレビ朝日のアニバーサーリーと重なったことによって生まれた……実はとっても意義深い作品だったのではないかと、私は考えてしまいます。

それを抜きにしても、30分一発勝負の娯楽作品として相当な出来でしたけどねぇ。
そりゃキムタクも動揺するわ。

気構えなしで見た本気の平成ライダーが、軽くカルチャーショックだったんでしょうね。(笑)
呆れればいいのやらツッコめばいいのやら、はたまた感心すればいいのやら自分でも戸惑っている感じのリアクションが実に生真面目な木村さんらしかったです。
しかし純粋に興奮していたのは間違いないと見たぜ!

どうだ、予算さえ潤沢なら平成ライダーはこんなもんよ!!

もっと見直してくれ!! そしてあわよくば俺もやってみたいとか思ってくれ!!

DVD化とかしたら、買いかねないです私。
いや、すでに結構な数のお問い合わせがテレ朝さんに行っているんじゃないでしょうか……。
実際の反響なんて分からないけれど、とにかくこれでみんなもっと平成ライダーを好きになればいいよ!!

テレビ朝日50周年&平成ライダー10周年を祝い、象徴し、かつ先へと続いていくさらなるパワーと可能性を示した……に違いないと個人的には感じた、『仮面ライダーG』のお話でした。


【仮面ライダーディケイドの感想に続く……はず。】
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